サイコー超えた明日を生きる

限界オタクの備忘録

続・家庭事情あれやこれや

昨日、母の精密検査の結果が出ました。

 

すい臓ガン、肝臓転移、ステージ4B。

非常に進行の早いガンだそうです。

 

昨年くらいから背中のあたりが痛いって言っていて、痛み止めやはり灸で誤魔化していたのですが。

最初の時に詳しく検査をしていれば。

母は無理をする人なので、大丈夫大丈夫…と言っていたのを無理にでも病院に連れて行っていれば。

後悔は尽きません。

 

明日から抗ガン剤治療を始めるようで、昨日妹が見舞いに行った時には既に黄疸が出始めていたそうです。

抗ガン剤を始めたら髪も抜けるし、今までみたいな姿でいられるうちに会いに行ってやってくれとは言われましたが。

正直、今母に会ったら子供みたいに泣いて困らせてしまう自信しかありません。そんな自信いらない。

 

お医者様が言うには、普通にしてたら余命3ヶ月〜11ヶ月くらい、とのこと。

母方がガン家系なのでガン自体にはあまり驚きはありませんが、自分の身に余命だなんだって降りかかってくるとは思ってはいませんでした。

母は今56歳です。普通に、漠然と、あと20年とか30年とか一緒にいてくれるものだと思っていました。

 

まだ早い。早すぎる。

私はまだ母に何も返せていない。

 

私は3人きょうだいの長女ですが、はっきり言って3人のうちの誰よりも手間のかかる娘だったと思います。

きょうだいの誰より不器用だったけど結婚して出て行った妹より、ファミレスバイトの経験があって比較的生活力のある弟より、私が母に心配をかけていたはずです。

母に心配をかけたままお別れすることになるのは絶対嫌だ。

…じゃあ、私は何をしたらいい?何ができる?

今はまだ、何もわからないけれど。

 

 

とにかく今は、母に元気になってほしい。

出来れば完治が望ましいけど、病状を考えるときっと難しいだろうから。

1週間でも、1ヶ月でも、1年でもいいから長生きしてほしい。

ただ、それだけです。